果奈学校闇部〜過去編2〜

☆よりコメントが欲s((殴


俺の言われたくない言葉、知ってるか?
それは…「画力上がったね」だ!!←
そんなこんなで本編スタート







放課後。かんなとアヤは、学校中に貼られた部活紹介のポスターを眺めて歩いていた。
「あ、アヤこれ入れば?」
「なによこれ」
かんなが丁寧に剥がして見せたポスターには、こう書かれていた。
「「東方部部員募集中。あああフランハァハァ」」
「えー…何か怪しいしやること無さそうだからいい」
「大丈夫〜うちの学校、部活の掛け持ちOKだからつまんなかったら他の部活n……おっポピぱ部とかある!HTF部も!よしっ入ろ」
「展開速いよ」
「ん?なんじゃこれ」
かんなは怪しい東方部のポスターをもとの位置に戻し、また他のポスターを剥がした。
「「闇部、部員大募集!性別、年齢問わず。部室は二階、第二理科室の隣の空き部屋です。kwskは部室にて!」」
「怪しいぬぇ〜」
「こんな部活しか無いのかぬぇ〜」
「…!おい!君たち!」
急に背後から声がした。それだけなら、特に驚かない。だが、そいつは振り返った二人の手を自らの両手で乱暴に掴んで上下に激しく振った。
「え!?あ、ちょ」
「闇に興味を持ってくれたんだな!!」
「は?てか、こいつ、どっかで見覚えg…」
そいつは、金色の髪をしていて、目は翡翠色だった。この地方では、特に珍しくもない色だ。
「君らみたいな女子なんかでも、人手にはなるし!チリも積もれば何とやらって言うし!よく見たらそれほど顔も悪くないし!中の上かなうん!じゃ、そうと決まれば部室へゴー!」
「え!?ちょ、地味に無礼なやつに手握られてんだけど何この状況……うわわっ」
そいつは二人の手を引っ張り、あっという間に部室まで連れ込んだ。
「ここが部室だ!ゆっくりしていってね!」
部室は案外広く、なかなか居心地がいい。ただ、所々に磨けば光るような椅子や飾りが落ちていて、なんだか残念だ。
「てか、展開速くてついていけん」
「俺はユイ!闇部の第一メンバーだ!」
「ゆい…?ゆい…どっかで聞き覚えが…」
「もう!まだ分かんないのか!」
ユイは、自分のそばにあったスクールバッグを引っ張り出し、中から黒いローブを出して適当に羽織った。
「あ!いそのと晴れごいしてたやつ!」
「やっと思い出したk…っていそそは覚えてんのかよ!凹むわ!!」
「てへ★」
「…まあいい。いや、良かないけど。とりま、ここ入るんだろ?入部届け書けよ」
「いや、入るって決まったわけじゃ…」
「いいんじゃない?面白そうだし」
「ちょっアヤ!!」
「いや、でも…」
淡々と話を進めるユイに、かんなはイライラしつつも自分にストップをかける。
「去年できたんだけど、部員が少なくて…今年に一定数集めないと廃部らしい」
「何っ…!何だそのけいおん風な事情!」
かんなのツッコミも、部室に虚しく響くだけだ。
「今もお前入れて三人しかいないし…」
「よし分かった!僕も入ろう!」
かんなは脳内回路を切り替えた。今度はユイがツッコむ番だ。
「ええ!?さっき入らないって言ってたクセに!」
「関係ない!よし、部員集めよう!すぐ集めよう!モサモサ集めよう!」
「行動派だな…ってもう出てってるし!」
「かんなはああいうやつだ」
部室には、ユイとアヤだけが残された。
「台風みたいなやつだな」
「ところで、私含めて三人って言ってたよね。あと一人は?」
「ああ、部長…なんだけど、最近ここに来ないんだ」
「駄目だこの部活」







続く!多分!
THANK YOU FOR WATCHING!!