甘党探偵かんな

ここは町外れの小屋
そこに一人の微少女(微妙な少女のこと)が
いらいらしながらカレーパンを食っていた
かんな「何で最近事件無いんだ!?
    テロとか硫化水素自殺とか無いの!?」
りん「硫化水素自殺は推理するとこ無いよ」
ちなみに微少女の隣にいる微少年は
その助手である
絶賛ショタコンホイホイ中である
かんな「何だお前
    クマ吉みたいなこと言いやがって
    セクシャルハラスメントするぞ」
りん「セクハラをわざわざ
   フルネームで呼ばなくていいから
   依頼が来るまで気長に待ちましょう」
こういうとき冷静に話の軌道修正をするのは
助手ならではのテクニックである
ユイ「セクハラなら俺g」
チュドーーン
今の変態はこの話とは無関係である
かんな「気長っつったってさー
    どんだけ気長くすればいいの
    気 長子か!」
りん「長子がどんなもんかは知らんけど…
   とにかく外に出てみましょう」



かんな「うーん…残念ながら
    硫化水素は」
りん「どんだけ硫化水素気にしてんの!
   硫化水素大好きか!」
かんな「ご飯のお供はいつでも硫化水素
りん「死ぬわ!」
かんな「ん?なんだか
    ひとだかりができているぞ」
りん「ほんとうだー
   なんかはなしができすぎてるけど
   たかりにたかっているー」
かんな「じけんのようだね」



ぷ「被害者はいそのゆぅき(16)
  死亡推定時刻は二時間前です」
ルキ「凶器の類は見当たりません。
  科学的に」
アヤ「心配せずとも私が
  ずばっとまるっとぱぱっとどかんと
  解決してみせますよ!」
ぷ「流石東京から来られた探偵様だ
  頼もしいです」
アヤ「はっはっはー
   (そのまま謝礼金ぼったくってやる)」
どうやら殺人事件のようだ
そこにはベテラン刑事と
指紋検出粉やらを白衣の
内ポケットに入れている刑事
そして見るからに怪しい探偵(?)がいた
かんな「どうかされたんですか?」
ぷ「あーハイハイ、
  部外者は入れないから…カレ-くさっ」
かんな「誰が加齢臭だ!
    僕は探偵だ!入れろ!」
その助手は(脅迫じゃね?)と思ったが
声に出さないことにした
なぜなら彼は紳士だからだ
ぷ「探偵っつったってね、こっちにはもう
  わざわざ東京から来ていただいた
  本物の探偵さんが…」
アヤ「ふんっ!
  (あいつ、本物の探偵か…
  ちょっと危険ね
  早めに帰ってもらわないと)」
かんな「分かった!じゃ胸の大きさで
    勝った方がこの事件をk」
ぷ「どういう脈絡!?
  てかどっちにしろアヤさんの方が
  大k」
ルキ「馬鹿め…それはPADさ!科学的に!」
アヤ「PADじゃねえーー!
  てかあんた味方サイドじゃないの!?」
ルキ「いや…だってバレバレなのに
  ぷ刑事気付いてないからつい…」
アヤ「バレバレじゃないしPADじゃない!」
ユイ「PADかどうかなんて
  触れば分k」
チュドーーン
今の変態はこの話とは無関係である
ぷ「とにかく、依頼状でも無い限りダメだ」
かんな「お…お前は…
    依頼者と事件解決
    どっちが大事なんだー!」
ぷ「…!」
助手は(いやそれはさすがに無理やりだろ)
と声に出そうとしたが寸前でやめた
なぜなら彼は変態紳士だからだ
ぷ「くっ…そうか…俺が間違ってた…
  捜査を…開始してくれ…」
ルキ「いやアンタしっかりしろ」
助手は(オイそれでいいのかよ!)
と声に出したかったが
喉まで出かかったところで飲み込んだ
なぜなら彼は変態だからだ
かんな「さあさあもっさり捜査すっぞー
    さっきから何黙ってんだよ!
    ほら行くぞ!」
りん「あ、はーい」
アヤ(厄介ね…
  もしこのモノホン探偵が
  解決しちゃったら
  謝礼金はぼったくられないどころか
  交通費が高いわ
  なんとかしないと)













まさかの続く^q^